副作用について

クマリンはマメ科、ミカン科、セリ科などの植物に広く含まれている香り成分です。植物の体内では糖と結合したクマリン配糖体という形で存在するため香りはしませんが、摘み取って干したり、塩漬けにすると、配糖体を形成している細胞が死滅して分解され、芳香が発生します。
クマリンの香りには、リラックス効果、むくみ改善や抗菌、抗血液凝固作用があります。実際血栓防止薬にも使用されているのですが、逆に抗血栓薬を服用している方は、薬の作用を強めてしまいます。出血が止まりづらくなったり、脳内の毛細血管に微小な出血が生じるなどのリスクが懸念されるため注意が必要です。

 
また、クマリンには肝毒性があることも分かってきています。服用後ただちに障害が出るわけではありませんが、長期間大量に服用した場合、肝臓の機能が低下するリスクが懸念されています。他
には光感作促進作用があります。これは紫外線に当たったとき、通常よりもメラニン色素が多量に形成されてしまい、強く日に焼けてしまうというものです。
いずれの副作用も、食物から少量摂っている程度であればそれほど心配する必要はないと思います。ただし、食物で積極的に摂取した上に、サプリメントを併用した場合は、やはり過剰摂取のリスクが生じてきます。